横浜にはフォトウェディングにぴったりなロケーションがたくさんあります。「いろいろあって迷ってしまう」というおふたりのために、どんなイメージの写真が撮影できるのか、3つのカテゴリーに分けてご紹介します。1つ目は横浜らしさが人気の横浜港&公園ロケーション、2つ目はレトロモダンな建物が魅力的なロケーション、3つ目は和装が似合う日本庭園や建物のロケーションです。気になるイメージのスポットをぜひチェックしてみてください。

開放感あふれる横浜港&公園ロケーション

横浜らしい港の風景でのフォトウェディングかなう人気のロケーションは、ナイトタイムがロマンチックな「大さん橋」、ダイナミックな氷川丸と海を背景にできる「山下公園」、横浜港やベイブリッジを一望する高台に位置する「港の見える丘公園」があります。開放的で横浜らしいフォトウェディングをお楽しみください。

大さん橋

ナイト撮影で新婦様の美しいソロショット

横浜デートで訪れたことのあるカップル様が多く、フォトウェディングの場所としても人気が高い「大さん橋」。色とりどりのライティングが輝く観覧車や赤レンガ倉庫など横浜港らしい夜景を背景にしたドラマティックなナイト撮影がおすすめです。夜景やイルミネーションのきらめきがロマンチックなシーンを彩ります。デイタイムのフォトウェディングは青い空と海が広がる開放感に包まれます。港を行き交う船やみなとみらいの風景が広がる「大さん橋」の屋上広場は爽快ですよ。船の甲板をイメージしたウッドデッキで、クールに決めた写真も人気があります。横浜港のシンボルとして親しまれている「キングの塔(神奈川県庁本庁舎)」、「クイーンの塔(横浜税関)」、「ジャックの塔(横浜市開港記念会館)」の「横浜三塔」との写真も残せます。

横浜三塔で残すウェディングフォト
大さん橋でのさまざまな撮影のコラージュ

山下公園

芝生に座りながら微笑む新郎新婦様

「山下公園」では、横浜港のシンボルとして停泊する氷川丸や横浜ベイブリッジなど、横浜港ならではの景色を背景にしたシーサイドロケーションでの撮影がかないます。噴水がある「中央広場」や広々とした「芝生広場」では、季節の花や緑、水を背景にしたナチュラルなフォトウェディングに。また、横浜を代表するバラの名所でもあり、約5500㎡の空間に色とりどりのバラが咲き誇り、毎年春は5月~6月上旬、秋は10月中旬~11月上旬に見頃を迎えます。360度バラの花に囲まれたスイートなシチュエーションも魅力です。

豪華客船をバックにシーサイドロケーション
山下公園で豊かな自然をバックにした写真のコラージュ

港の見える丘公園

イングリッシュローズの庭で草花に包まれる洋装ウェディングフォト

横浜港を見渡す高台に位置する「港の見える丘公園」は、散策スポットしても有名な場所です。展望台からは横浜ベイブリッジを一望でき、絶好のビューポイントでの撮影が人気です。園内にある「イングリッシュローズの庭」は、約110種、約1300株も植えられているそうです。イングリッシュローズだけではなく、宿根草、一年草が混ざり合いながら咲き誇る景色は圧巻ですよ。また、噴水が美しい立体庭園「沈床花壇」は、四季を通して草花の香りと彩りに包まれたフォトジェニックなショットが楽しめます。

港の見える丘公園で絶景をバックに撮影する新郎新婦様1
港の見える丘公園で絶景をバックに撮影する新郎新婦様2

レトロモダンな建築物ロケーション

1859年の開港より横浜は日本を代表する貿易都市になり、多くの外国人が住みました。当時建てられた西洋風の建物や住居は、国の重要文化財に指定されるなど、現在も大切に保全されています。こうしたレトロモダンな建築物ロケーションでのフォトウェディングはノスタルジックなムード満点。個性的で素敵な結婚写真を残せます。

開港記念会館

時計塔が「ジャックの塔」の愛称で親しまれる「横浜市開港記念会館」。1917年に横浜開港50周年を記念して建てられ、国の重要文化財に指定されています。レンガと花崗岩で造られた重厚感のある洋館です。館内には開港当時の風景を描いたステンドグラスがあり、幻想的な雰囲気があります。白とダークウッドを基調としたクラシカルな空間が広がり、アンティークな照明やアーチ窓など和洋折衷のロケーションで、和装でも洋装でもどちらの衣裳も映えるフォトスポットです。レトロな雰囲気の中で、モダンな和装写真が撮影できますし、階段でのショットはトレーンの長いウェディングドレスがとても似合います。

洋装撮影と和装撮影のコラージュ
横浜市開港記念会館のシックな撮影のコラージュ

※老朽化に伴う保存改修工事のため2021年12月~2024年3月まで休館。

横浜赤レンガ倉庫

明治末期から大正初期に建設された「横浜赤レンガ倉庫」はノスタルジックな雰囲気に包まれる煉瓦造建築が人気の観光スポットです。重厚な赤レンガに白いウェディングドレスが美しく映えます。近隣には緑が美しい木々が植えられた公園もあり、芝生の上でリラックスしたムードの写真も撮影できます。夜は「横浜赤レンガ倉庫」がオレンジ色にライトアップされ、昼とは違ったムードになるので、クールなフォトウェディングもおすすめです。横浜ベイブリッジや大さん橋といった横浜港の夜景を背景にしたナイト撮影も楽しんでいただけます。

横浜赤レンガ倉庫でノスタルジックなウェディングフォト
横浜赤レンガ倉庫の様々な場所で撮影する新郎新婦様のコラージュ

山手イタリア山庭園

山手イタリア山庭園で美しい洋館と共にとるフォトウェディング

明治時代にイタリア領事館があったことから「イタリア山」と呼ばれ親しまれている場所で、イタリアに多い庭園様式を模した水や花壇を幾何学的に配した庭園です。庭園内にはアメリカ人で建築家として活躍したJ.M.ガーディナーが設計した「外交官の家」や白い壁やフランス瓦の屋根が可愛い「ブラフ18番館」がたたずみ、洋館でのフォトウェディングが楽しめます。華やかな装飾が特徴のアメリカン・ヴィクトリアンスタイルの「外交官の家」は国の重要文化財です。どちらの洋館も家具や調度類は当時を再現しており、クラシカル&ロマンチックな写真が撮影できます。

山手イタリア山庭園の色々な箇所の撮影のコラージュ1
山手イタリア山庭園の色々な箇所の撮影のコラージュ2

和装にぴったりな日本庭園&建物ロケーション

横浜には西洋風の建物や公園だけではなく、和装が映える日本庭園や伝統を感じさせる建物でのロケーション撮影ができるスポットもあるんですよ。「しっとりとした和装での撮影がしたい」というおふたりには「三溪園」、「久良岐能舞台」、「横溝屋敷」をおすすめします。それぞれ趣が違うので、きっとお好みの和スタイルのフォトウェディングがかなえられると思います。

三溪園

三溪園で撮る和装ウェディングフォト

横浜市中区本牧にある「三溪園」は、実業家で茶人の原三渓によって造られた日本庭園。17万5000㎡もの広大な敷地に配置された京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物や四季折々に美しい景色を背景に和装のフォトウェディングが楽しめます。室町時代の建築である三重の塔や太鼓橋、茅葺き屋根の建物、門、東屋、池、竹林など絵になる場所がたくさんあり、桜や紅葉のシーズンは見事な景色が広がります。ビルなどの映り込みがない広大な日本庭園で、雅なフォトウェディングを堪能してはいかがでしょうか。

広大な日本庭園での様々な和装撮影のコラージュ

久良岐能舞台

鏡板前で景色を見つめる新婦様ソロショット

久良岐公園にある格式の高い「久良岐能舞台」は、大正時代に建てられた由緒ある場所です。舞台にある鏡板は日本画壇の重鎮が手がけた芸術的なもの。風格ある能舞台で、端正で美しい和装のフォトウェディングがかないます。また、自然豊かな公園内での写真も和の趣きたっぷり。日本庭園や茶室もあり、フォトスポットも多様にあります。春は桜、夏はあじさい、秋は楓、冬は梅と四季折々の和の花が、和装フォトウェディングを演出します。人とは少し違う個性的な和のフォトウェディングを希望するおふたりにおすすめの場所です。

能舞台でお辞儀ショット
久良岐能舞台の多様なフォトスポットで撮影する新郎新婦様

横溝屋敷

みその公園にある「横溝屋敷」は横浜市指定文化財第一号の古民家で、江戸時代後期から明治の農村の屋敷構えをほぼ完全に残した豪農屋敷です。主屋、長屋門、蚕小屋、穀蔵、文庫蔵があり、穏やかな時間が流れる農村へタイムスリップしたかのような風景の中でのフォトウェディングを満喫できます。ゆったりとした畳の茶の間や縁側での撮影は、のんびりとした雰囲気の中でリラックスした笑顔になれます。季節によって菜の花やあじさい、すすき、紅葉など、日本らしい自然が彩るフォトウェディングが楽しめます。

横溝屋敷でタイムスリップを味わえるウェディングフォト
横溝屋敷で日本ならではの撮影を楽しむ新郎新婦

まとめ

横浜のフォトウェディングのスポットを3タイプの撮影イメージ毎にご紹介しました。ロケーションフォトの候補地は、おふたりが訪れたことのない場所もあると思います。「どんなところだろう」と気になることは何でもスタッフにお聞きください。ぜひ、おふたりのイメージにぴったりの場所を見つけてロケーションフォトを満喫してくださいね!