フォトウェディングをされる多く花嫁様はドレスや和装などの衣裳やヘアメイクについてこだわられる方が多いのですが、うっかりしがちなのがネイルやハンドケアです。フォトウェディングの直前にネイルについて決めていなかったことを思い出されて困られることも。ネイルサロンの予約ができずにセルフネイルにされる方もいらっしゃいますが、仕上がりのお写真を見て「やっぱりプロに頼んでおけばよかった」「指先や腕がちょっと残念だったかも」と後悔されている方をお見かけすることがあります。今回はフォトウェディングで後悔しないためのネイル・ハンドケアについてご紹介したいと思います。

腕や指先までハッキリ写るからネイル・ハンドケアの計画を立てましょう

フォトウェディングではおふたりが手をつないだシーンやお顔の近くに手をもってくるポーズなど意外と指先が写ります。それに長袖のドレスでなければ、ほとんどのドレスが肩から指先までお肌の露出があります。腕や肘が乾燥していたり、日焼けの跡が残っているとちょっと残念な仕上がりになってしまいます。もちろん、画像補正もできますがドレスにお袖を通した瞬間に日焼けや手荒れに気づいたら気分もdownしてしまいます。せっかくフォトウェディングをされるなら事前にお手入れをしておくことをおすすめしています。直前に慌ててケアを行ったとしても、爪が短すぎたり、指先の乾燥やささくれがあると見栄えに影響がでてしまうので、ネイルやハンドケアの計画を立てて準備していきましょう。

3~4ヵ月前からUV・保湿・マッサージなどのケアを始めよう

フォトウェディングの3~4ヵ月前から始めたいのはUVケアや保湿、マッサージです。ちょっと早いかなと思うかもしれませんが、当日をベストの状態にするには日々の積み重ねが大切です。ネイルサロンの予約もこの時期にしておくと安心ですよ。

1週間前にはスクラブと保湿でしっとり肌に

フォトウェディングの1週間前には手の甲や肘、腕にスクラブを。くすみを落として透明感のある手指を作ります。スクラブを洗い流したらしっかり保湿します。当日まで保湿はしっかり続けてください。肌トラブルを避けるためにも、スクラブは直前ではなく1週間前を目安に行ってくださいね。

4日前~前日はネイルサロンで希望のネイルの施術を

ネイルサロンでの施術は4日前~前日までに行いましょう。ネイルの種類にもよりますが、ジェルネイルやスカルプチュアは4日前~前日に、ポリッシュは前日の施術がおすすめです。ネイルチップは2週間前にはオーダーをすませておきます。

ネイルデザインを選ぶ新婦様

美しいフォトウェディングを目指すセルフケアのポイント

うっかりしがちなUVケアは忘れずに

手は日焼けしやすいので、UVカット効果のあるクリームを手の甲や指先に塗るようにしてください。夏場で薄着の季節は腕全体も忘れずに。手を洗った後は塗り直すことを忘れないようにしてくださいね。紫外線が強い季節は、外出するときに手袋をすることをおすすめします。

UVケアを行う新婦様

うるおいをしっかり閉じ込める保湿をたっぷりと

お風呂から上がったら、手や腕全体に化粧水とクリームでしっかり保湿を。指先はハンドクリームを使って乾燥対策しましょう。うるおいのある手指や腕を目指して毎日保湿を行ってくださいね。ハンドクリームを塗って寝るときに手袋をするのもおすすめです。

ストレッチやマッサージで手のむくみをスッキリ

睡眠不足やストレスによって手指はむくみやすいパーツです。血行が悪いと手の肌つやも悪くなるので、手指のマッサージやストレッチを行ってむくみ対策や血流を良くしておきましょう。

ネイルオイルで爪もきちんとお手入れ

ネイルサロンに行くまでに自分でも爪のお手入れをしておきましょう。毎日お風呂上がりにネイルオイルを爪の生え際に塗って、指先に向かってなじませておくと指先までしっかり栄養を届けられるので爪トラブルを避けられます。

ネイルオイルを塗る新婦様

ネイルサロンのブライダルネイルの種類や費用の目安、メリットデメリットをご紹介

ネイル施術を行う女性

多くの花嫁に選ばれているジェルネイル

ジェルネイルは専用のUVライトで固めるので、施術後3週間くらいは長持ちする人気のブライダルネイルです。デザインが豊富なので、衣裳の写真をネイリストに見せてお気に入りのネイルに仕上げてもらいましょう。ジェルネイルは自爪に優しい素材でできているので、もともと爪の厚みがない方におすすめのネイルですが、爪が伸びるとジェルごとずれていきます。1週間もすると根元が伸びてきて見栄えが悪くなってしまうので、フォトウェディングの4日前~前日の施術がおすすめです。日程が近くなってからだとお気に入りのサロンの予約が取れない場合もあるので、早めに予約しておきましょう。
ジェルネイルの費用は単色の場合は4000円くらいから。ラメやストーンなどのつけ放題になると1万5000円くらいが目安です。デメリットはオフもサロンでする必要があることです。オフも有料の場合がほとんどなので、ネイルの予算を用意しておく必要があります。

ジェルネイルの写真

華やかな手元を演出するスカルプチュア

スカルプチュアはアクリルネイルとも呼ばれ、爪の長さを出すことができるので、爪が短くても自由な長さのネイルを楽しめます。長めの爪にアートなデザインも楽しめますし、取れにくいこともメリットです。デメリットとしては爪のパーツを自爪に付けるため少し傷をつける必要があり、外す際に刺激の強いアセトンを使ってアクリルを溶かすため、肌が荒れたり爪が乾燥することがあるので、お肌や爪が弱い方にはあまりおすすめできないところです。スカルプチュアの費用は7000円~2万円くらいとジェルネイルと比べると少し費用が掛かります。ジェルネイルと同様にフォトウェディングの4日前~前日に施術しましょう。オフも有料で、サロンで行った方がよいので、ご予算に入れておきましょう。

スカルプチェアを行う写真

指先を美しく彩るネイルポリッシュ(マニキュア)

自分の爪に直接マニキュアを塗ってデザインをするのがネイルポリッシュです。自分でもセルフネイルはできますが、得意でなければプロのネイリストにお任せした方が安心です。短い爪の方はポリッシュを塗る前に少し伸ばしておくと手元が映えやすくなりますよ。ネイルポリッシュはキレイな状態が長持ちしないことがデメリットです。気をつけていても普段の生活をしているだけで剥がれてしまうので、撮影の前日に施術することをおすすめします。費用は3500円~5500円が目安です。フレンチやアート、デコレーションは別途掛かることが多いです。

ネイルポリッシュの施術を行う写真

職場でネイルNGの方も安心のネイルチップ

ポリッシュよりもネイルのつけ外しが簡単なネイルチップ。お仕事の関係でネイルができない花嫁様も安心してつけられますし、すぐ外せるので翌日の勤務にも影響でませんね。ネイルチップを作るには1~2週間かかりますから、2週間前にはサロンでオーダーしておきましょう。費用は3000円~1万円とアートやデコレーションによって変わります。ネイルチップは取れやすいのがデメリットなので、撮影中に取れていないか注意してくださいね。

様々なネイルチップの写真

まとめ

フォトウェディングでは手元が写る撮影も多いので、3~4ヵ月前から計画的にキメの整った手指や腕を目指してUVケアや保湿などのネイル・ハンドケアを行いましょう。お気に入りのネイルをしているとフォトウェディングでの気分も上がります。つい後回しにしがちなネイル・ハンドケアですが、フォトウェディングの仕上がりに左右するので、後悔しないためにもぜひ参考にしていただければうれしいです。

新婦様お手元写真