近年のフォトウェディングでは加工(レタッチ)をするのが主流となっていますが、なんとなく抵抗があったり、せっかくのウェディングフォトが不自然になったりしないか心配な方も多いですよね。今回は、フォトウェディングでの加工の流れと注意点プロのレタッチポイントを徹底解説します。

フォトウェディングで加工は常識?

レタッチ作業

フォトウェディング業界では加工は常識となってきています。とは言え、加工アプリのように目を大きくしたり、極端にフェイスラインを細くしたりするのが主流という訳ではありません。では、どんな加工(レタッチ)があるのでしょうか?一緒に紐解いていきましょう。

フォトウェディングの加工(レタッチ)ってどんなことしているの?

フォトウェディングで行っている加工(レタッチ)は、主に以下の4つです。

お店によっては、色味補正・不要物の削除はプラン内だが美肌補正やフェイス・ボディラインの補正は有料という場合もあります。希望がある方は事前に担当者に確認しておくと良いでしょう。

色味補正は常識!イメージはしっかりと決めて

フォトウェディングの加工といえば色味補正が常識です。色味補正をすると写真の印象が大きく変わります。選んだ背景セットによって、最適な色味補正をしてくれるスタジオがほとんどです。どんな感じで仕上がって欲しいかイメージを決めておくとスムーズなので事前に二人で相談することをおすすめします。

色味補正の例:明るい雰囲気&シックな雰囲気

追加料金がかかっちゃうかも?加工(レタッチ)内容も事前に相談を

レタッチ内容でもプラン料金内で出来る加工とどうしても追加料金になってしまう加工があります。追加料金がかかる例としては以下の通りです。

なぜ追加料金がかかるのか『歯並びの修正』を例に解説します。
歯並びの修正は、歯を1つ1つ形づくるところから始まり、それを本物の歯のように並べます。その為に時間と技術が必要なため、追加料金が発生します。特殊な加工の希望がある場合は事前に担当者に相談しておきましょう!

美肌補正、フェイス・ボディラインの補正ってどんなことしてくれるの?

花嫁様ソロショット

美肌補正は肌の質感をなめらかに仕上げます。また、フェイス・ボディラインの補正は全体のシルエットを美しく仕上げる加工のことです。最近では、美肌補正やフェイス・ボディラインの補正をおこなうスタジオも多くなってきています。では、どんな風に仕上がるのか実際に見ていきましょう!

プロにおまかせ!美肌補正・フェイスラインの補正を見てみよう!

美肌補正・フェイスラインの加工のビフォーアフター

美肌補正・フェイスラインの加工をした写真のビフォーアフターを見ていきましょう。美肌補正は、赤みのある肌が自然な肌色になっており、肌のテカリを抑えてくれています。また、ほうれい線もナチュラルに薄くなっています。フェイスラインの補正は、顔だけではなく首の細さも顔に合うように調整してくれるため、とても自然な仕上がりです。このような補正をすることによって満足度の高い写真になっていますね。

プロにおまかせ!ボディラインの補正を見てみよう!

ボディライン補正のビフォーアフター

次にボディラインの補正をした写真のビフォーアフターを見ていきましょう。腕やウエストを細くすることで、よりスタイルを引き立てています。プロが全体的なバランスを見て補正してくれていることがわかりますね。

みんなどんな加工をしているの?

加工(レタッチ)で出来ることなどを紹介してきましたが、では加工(レタッチ)依頼が多いのはどの部分なのでしょうか?

肌トラブルの加工

撮影前にどれだけ気をつけていても起こるのが肌トラブル。せっかく撮影前にスキンケアを徹底しても肌トラブルが起こることも。その際に肌補正の加工(レタッチ)を行い肌トラブルの無い素敵な肌へ加工(レタッチ)ができるので加工(レタッチ)依頼が多くなっています。

新郎様のおひげ

お髭が濃ゆい新郎様だと青ひげが目立つことも。青ひげが目立たなくなるよう加工(レタッチ)をするだけで顔つきが一段と格好良くなるので、依頼が多いポイントになります。

和装ショット

やりすぎ加工はNG!?注意するポイントは?

加工(レタッチ)の魅力を紹介してきましたが、やはり何事もやりすぎはNG!ここでは、写真の加工をする際に注意するべきポイントを紹介します。

ポイント1:目や鼻・口といった顔のパーツを加工する

目のサイズを大きくするなどのパーツ加工は、顔のバランスが変わるため身近な人が見たら、違和感を感じるかもしれません。もしパーツ加工をしたい場合は、目のサイズ・口角の上がり具合を左右で揃えるなどバランス調整に留めるのがおすすめです。

ポイント2:美肌補正をしすぎる

美肌補正にも注意が必要です。やり過ぎてしまうと凹凸のない顔の印象になってしまいます。また、ほうれい線も気になる部分かも知れませんが、無くしすぎには注意が必要です。ほうれい線は笑った時に出る自然なものですので、すこし薄くする程度でナチュラルに仕上げてもらうのが良さそうですね。

Chapel花嫁様ソロショット

最後に

いかがでしたか?今回はフォトウェディングでの加工(レタッチ)について紐解いてみました。一生に一度のフォトウェディングだからこそ、写真をより良いものにしたいですよね。加工(レタッチ)について興味のある方は事前にどんな加工ができるのかを確認しておくことをおすすめします!また、フォトメゾンエクランでは撮影プラン料金内でフェイス・ボディラインの補正や美肌補正を行っております。少しでも気になった方は、ぜひ相談会へお越しください。