
最近、目にすることが増えているセルフウェディングフォト。プロのカメラマンに依頼するのではなく、自分たちで撮影するウェディングフォトのことです。
今回は、話題のセルフウェディングフォトについてはもちろん、セルフウェディングフォト専門の写真館とプロカメラマンとの違い、セルフウェディングフォトの上手な活用法をご紹介します。
Contents
話題のセルフウェディングフォトについて
カメラの機能や加工技術が向上して一般の方も素敵な写真を撮影できるようになり「ウェディングフォトを自分たちで撮影したい」というカップル様に選ばれているのがセルフウェディングフォトです。
セルフウェディングフォトは機材、衣裳、ヘアメイクなどすべて自分たちで手配して行うため、ご自宅や好きなロケーションでお天気のタイミングやおふたりのスケジュールに合わせて自由に撮影できますし、カメラマンやスタッフに気兼ねすることなくポーズをとったり、枚数に制限なく撮影できることが魅力です。また、機材をレンタルできるセルフウェディングフォト専門の写真館も登場しています。
セルフウェディングフォト専門の写真館とプロカメラマンとの違い

セルフウェディングフォト専門の写真館とプロカメラマンが撮影するウェディングフォトスタジオとの違いやメリットデメリットをご紹介します。
撮影はふたりきり
セルフウェディングフォト専門の写真館は、貸切のスタジオでおふたりだけで撮影します。照明や機材などはあらかじめセッティングされているプライベートな空間のため、他の人の目を気にせず撮影を楽しめることがメリット。
ただし、撮影中に衣裳の裾やヘアメイクなどの乱れがあれば、自分たちで注意して直さないといけません。
ウェディングフォトスタジオではカメラマンがシャッターを押す前にスタッフが衣裳やヘアメイクが美しく撮影できるようにフォローしています。
カメラの操作はリモコンで
セルフウェディングフォト専門の写真館では、カメラの操作はセルフタイマーやワイヤレスリモコンを使って撮影を行えるため、手軽に高品質なカメラや照明、機材が使えることがメリットです。おふたりだけの自由な雰囲気の中、リラックスした笑顔になれますし、人前でポーズをとるのが恥ずかしい方も気後れせずにできます。笑顔やポーズのタイミングを合わせるために、納得いくまで撮り直しすることもできますが、慣れるまで時間が掛かることも。
自撮りが苦手な方はポーズを指示してくれたり、撮影をリードしてくれるプロカメラマンにお任せする方が、気が楽かもしれません。
衣裳やヘアメイクは自分で手配
セルフウェディングフォト専門の写真館の多くは、スペースや機材を借りることはできますが、衣裳やヘアメイクはご自分で手配していただくことが前提の所が多いです。中には衣裳レンタルやヘアメイクのオプションがあるお店もあるので確認しましょう。
ご自分で衣裳を手配する場合は、ネットショップのレンタルやフリマアプリ、ネット通販などを利用してドレスを用意します。ワンピースなどカジュアルな装いでの撮影もOK。シンプルなドレスにおそろいのデニムジャケットを合わせたり、ワンピースとシャツスタイルにサングラスを合わせるなど、衣裳の自由度が高いウェディングフォトが可能です。

ウェディングフォトスタジオの場合は、上質な衣裳が豊富に用意されており、プロにヘアメイクをしてもらえることがメリット。美しい衣裳やヘアメイクにこだわりたい方はウェディングフォトスタジオが向いています。
背景がシンプル
セルフウェディングフォト専門の写真館のセットはシンプルな背景になっていることが多く、テクニックがなくても撮影できるように、照明の位置がセッティングされています。そのため背景よりもポーズや表情、持込アイテムにこだわったウェディングフォトにしたい方におすすめです。
ウェディングフォトスタジオの場合はスタジオの規模や予算にもよりますが、背景が複数あるお店が多いです。écrinではフラワーウォールのセット、カフェ風のセット、海外風のセット、和テイストのセットなど、憧れのイメージや複数のセットで撮影できます。背景にこだわりたい方はウェディングフォトスタジオを選ばれています。
リーズナブルにできる
セルフウェディングフォト専門の写真館は、プロカメラマンやヘアメイクスタッフなどの人件費や衣裳代が含まれていないので、リーズナブルに撮影できることがメリット。ご自分で衣裳を手配することができるため、工夫次第でグッと予算を抑えることが可能です。
データ納品が早い
セルフウェディングフォト専門の写真館は、撮影後のデータは当日や翌日~1週間後など、納品が早いことが多いです。データは加工されていないため、画像を加工したい場合は自分たちで行う必要があります。
ウェディングフォトスタジオの納期は、データの加工やアルバム製本をして納品されることが多いので、2~3ヵ月後が目安です。
セルフウェディングフォトの上手な活用法
セルフウェディングフォトはふたりきりで自由度が高くリーズナブルに撮影できるため、おふたりのニーズに合わせて上手に活用することができます。どんなニーズに対応できるのか活用例をご紹介します。

急ぎでウェディングフォトが欲しいときに活用
おふたりのどちらかが急に転勤が決まって「ウェディングフォトを転居までに撮影したい」という方や、妊娠がわかって「出産までに撮影したい」という方、「結婚式の招待状にふたりの写真を入れたい」という方は、セルフウェディングフォトは納期が早いので急ぎでウェディングフォトを撮影したいときに活用できます。
プレ前撮りとしてポージングや表情の練習に活用
前撮りやウェディングフォトはウェディングフォトスタジオに依頼するけれど「それまでにポーズや表情の練習をしておきたい」という方は、プレ前撮りとしてセルフウェディングフォトを活用できます。表情の作り方やポージングなど、画面で確認しながら撮影できるので、本格的に練習できます。セルフウェディングフォトはコスト面で比較的リーズナブルなので試しやすいのではないでしょうか。
ペットや子どもとのリラックスした撮影に活用

ペットと一緒に撮影したいと思っていても警戒心の強いペットの場合、スタッフがいる所は難しいかもとあきらめてしまいがちですが、セルフウェディングフォト専門の写真館でペット可の所なら、スタジオ内はおふたりとペットだけの空間で撮影できます。カメラマンやスタッフがいない空間なので、警戒心の強いペットも安心して撮影できるはずです。
また、人見知りが始まったお子様との撮影も家族だけの空間で撮影できるので、楽しい想い出になるのではないでしょうか。
まとめ
最近話題のセルフウェディングフォトについてご紹介しました。セルフウェディングフォト専門の写真館は、ふたりだけの空間でワイヤレスリモコンを操作して撮影でき、自由度が高く比較的リーズナブルにできる面がメリットですが、衣裳やヘアメイクの手配を行わないといけませんし、表情やポーズは自分たちで考えて撮影するのでセルフプロデュース力が必要です。
衣裳やヘアメイク、背景にこだわりたい方やポーズや表情の作り方など撮影をリードしてほしい方はプロカメラマンが撮影するウェディングフォトスタジオが向いています。それぞれの特徴を理解しておふたりに合ったウェディングフォトを選びましょう。
急ぎでウェディングフォトが欲しい方やプレ前撮り、ペットや子どもとのリラックスした撮影など、おふたりのニーズに合わせたセルフウェディングフォトの活用法も参考にしてくださいね。