フォトウェディングは春や秋にするものと思っていませんか? 桜や紅葉が彩る人気シーズンではありますが、冬のフォトウェディングには、冬にしかできない魅力がいろいろあります。また、スタジオ撮影とロケーション撮影のどちらがいいのかも迷うところです。今回は冬のフォトウェディングの魅力や注意点と共に、スタジオやロケ地の選び方を解説します。
Contents
冬のフォトウェディングの魅力と注意点
ほかの季節にはない冬のフォトウェディングならではの魅力と注意点をご紹介します。
冬ならではの映える景色
気温が低くなる冬は、ほかの季節に比べて空気が澄んでいるので、抜けるような青空や美しい景色を背景にフォトウェディングができることが魅力のひとつ。クリスマスのイルミネーション、灯りが幻想的な夜景、地域やロケ地によっては雪景色の中で撮影することも。ウェディングドレスや白無垢はもちろんですが、濃い赤系やブルー系のゴージャスなドレスや和装が際立ちますし、美しい冬ならではの映える景色を背景にしたフォトウェディングがかないます。

冬らしい衣裳やアイテム
ウェディングドレスはデコルテや腕など露出が多いデザインが多いですが、冬はあたたかで愛らしいファーのケープやエレガントなレースの長袖などが似合います。他の季節は暑くてメイクが崩れやすくなり着るのを避けるような羽織り物や長い手袋などのアイテムも冬のフォトウェディングだからこそ選べます。防寒対策になりますし、お洒落度もアップした素敵なフォトウェディングになります。

希望日に予約が取りやすい
スタジオ撮影のご希望数は、季節による差がほとんどありませんが、ロケーション撮影は春秋に比べると寒い時期を避けて減る傾向があるので、希望日に予約が取りやすくなります。特に12月は年末年始を避ける方がいるため、予約が取りやすく日程調整しやすいので狙い目です。
寒さ対策が大切
冬のフォトウェディングは寒さ対策が大切です。特に屋外で行うロケーション撮影は暖房がない場所のため、衣裳の下に保温性の高い下着を着用したり、カイロを貼ったりしておきましょう。移動の際は手や足先の冷えを温めるカイロや手袋、長めのダウンコートやベンチコートなど防寒アイテムで寒さ対策をしておくことをおすすめしています。
冬の寒さが苦手ならスタジオ撮影か屋内ロケーション撮影
冬にフォトウェディングをしたいけれど寒さが心配という方は、暖房完備で移動も少ないスタジオ撮影や風が直接当たらない屋内ロケーション撮影がおすすめです。
暖房完備で快適なスタジオ撮影
寒さが苦手というおふたりは、暖房完備のスタジオ撮影なら安心して撮影を満喫できますね。冬らしいハリのある厚手の生地のドレスやファーのケープ、手袋などのアイテムを選んで、ふわふわキュートをテーマにしたフォトウェディングにしても素敵です。
移動が少なくゆったり撮影できるスタジオ撮影
スタジオ内で衣裳の着替え、ヘアメイク、撮影を完結できるので、寒い屋外を移動することなくフォトウェディングに集中できます。移動時間を気にせずゆったりと撮影を楽しめるのも嬉しいポイントです。


洋館やチャペルでの屋内ロケーション撮影
ロケーション撮影でも寒さをしのげる屋内ロケーション撮影がおすすめです。冬は太陽の光が低く射し込むため、屋内に光が入りやすく、自然光に包まれたやわらかな印象のフォトウェディングに。レトロクラシックな洋館、ステンドグラスやシャンデリアが輝く神聖な雰囲気のチャペルの撮影にぴったりです。

ロマンチックな冬ならではの洋装ロケーション撮影
1年で一番ロマンチックな景色を楽しめる季節が冬です。クリスマス、クリアな青空、幻想的な夜景などのロケーションで、鮮やかな洋装フォトウェディングが残せます。長袖のドレスや羽織り物などのアイテムを取り入れて冬らしいフォトウェディングを堪能してくださいね。
クリスマスらしいフォトウェディング
12月になると都会の街並みはクリスマスのデコレーションやイルミネーションが始まります。光が灯された街路樹、光り輝くクリスマスツリーなど、クリスマスに彩られた街の景色を背景にした冬のフォトウェディングはロマンチックな雰囲気満点。


空気が澄んで青空が美しいフォトウェディング
冬は空気中のチリやホコリが少なくクリアな写真が撮影できるので、美しい青空が入る並木道や広場のある自然公園、冬も緑が美しい常緑の庭園でのロケーション撮影もおすすめです。光と影を利用したクールなショットからおふたりが寄り添うあたたかなショット、青空が広がるダイナミックなアングルのショットで、印象的なフォトウェディングがかないます。

幻想的な夜景フォトウェディング
日没の時間が早い冬は、ピンクから茜色に染まるトワイライトタイムのショットから街の灯りが広がる夜景をバックにした特別感たっぷりのフォトウェディングを楽しめます。テレビ塔や観覧車、歴史的な建造物など、エリアによってイルミネーションが美しいシンボルはさまざま。レトロモダンや都会的な雰囲気など好みのイメージでロケ地が選べます。

メイクが崩れにくいのが嬉しい冬の和装ロケーション撮影
和装は下着、掛下、打掛とたくさん重ね着をするため、春から秋の気温が高い屋外での撮影や移動ではメイク崩れに注意が必要ですが、気温が低い冬のロケーション撮影はメイク崩れがしにくいのが嬉しいですね。冬の和装ロケーション撮影におすすめのシーンをご紹介します。
12月は紅葉フォトウェディングも間に合う
12月上旬は、人気の紅葉フォトウェディングに間に合う季節です。地域にもよりますが、12月は散る直前の真っ赤に染まる紅葉や黄色が鮮やかなイチョウがキレイな最後の時期。空気が澄んだ青空と赤い紅葉と艶やかな和装が調和した日本らしい和のフォトウェディングがかないます。


1月はお正月らしい日本庭園や和室のフォトウェディング
年末年始が近づくと神社仏閣や日本庭園は、門松やしめ縄など装いが変わり始めます。エリアや場所によりますが、日本庭園の木々を雪から守る雪吊りが施されて、冬ならではの風情に。日本庭園には茶室や和室のある邸宅があることも多く、和の情緒あふれる屋内での撮影も楽しめます。

2月は梅が彩る雅なフォトウェディング
冬は花の少ない季節ですが、2月になると早春を告げる梅が咲き出します。神社仏閣や日本庭園、自然公園などで、可憐なピンクや紅白の梅の花がほころぶ背景をバックに雅な和装フォトウェディングを満喫しましょう。
まとめ
冬のフォトウェディングの魅力や注意点に加え、スタジオ撮影のメリット、寒さがしのげる屋内ロケーション撮影、ロマンチックな洋装ロケーションや風情あふれる和装ロケーションなど、さまざまなイメージが演出できる冬のロケーション撮影について解説しましたが、いかがでしたか。冬ならではの景色、趣あふれる和のロケーション、冬らしい衣裳やアイテムで、おふたりらしい冬のフォトウェディングを残してはいかがでしょう。屋外ロケーションでも防寒対策を万全に行えば、冬の魅力を満喫できますよ。冬のフォトウェディングについて気になることがあれば、スタッフまで何でもご相談ください。
