和な結婚写真を撮りたいけれど、人とは少し違ったアーティスティックな結婚写真もほしい・・・。そんなおふたりにおすすめのウェディングフォトスポットが名古屋市内にある「古川美術館」です。「古川美術館」の「分館 爲三郎記念館」は数寄屋造りの建物や茶室、日本庭園で定番の和の結婚写真が撮影できるだけでなく、館内に展示されているコレクションや美術品と撮影ができます。和空間とアートが織りなすオリジナリティあふれる結婚写真を楽しんでください。
Contents
「古川美術館」「分館 爲三郎記念館」について
名古屋市千種区にある閑静な住宅街に「古川美術館」はあります。創設者の実業家であった古川爲三郎氏が収集した日本美術をはじめ、洋画や工芸品など約2800点ものコレクションを収蔵するほか、美術講演会、ワークショップなども開催しています。「分館 爲三郎記念館」は、古川爲三郎が晩年を過ごした邸宅を「憩いの場として提供したい」との遺志を受けて分館として開館。1934(昭和9)年に建てられた数寄屋造りの邸宅「爲春亭」や庭園の茶室「知足庵」などの6棟は、国の登録有形文化財に指定されています。貴重な建物内の座敷や床の間、茶室に展示された美術品を背景に取り入れた結婚写真の撮影が可能です。定番の和の結婚写真とはひと味違うアート×和な世界観の結婚写真がかないます。
アートと和が織りなす唯一無二の結婚写真
「古川美術館」の「分館 爲三郎記念館」では、国の登録有形文化財に指定された昭和初期の数寄屋建築から美しい日本庭園を眺めながらの撮影や日本庭園での撮影に加え、部屋の各所に展示された美術品を背景にしたアートと和が織りなす結婚写真を撮影しましょう。
桜吹雪の天井画や壁画が彩るアートなショット
「桜の間」の見所である田村能里子氏による天井画「季の嵐」は、天から降り注ぐ桜吹雪が圧巻の迫力があります。グレーの壁に燃えるような紅の桜吹雪、漆のような黒い内装装飾や調度品は、和とアートが融合した世界。和装のおふたりが際立ちます。新郎様は腰掛けて、新婦様は和装の柄がわかりやすい全身ショットがおすすめです。おふたりでの立ち姿も似合います。新婦様は赤系やオレンジ系の色打掛や白無垢、新郎様は格式の高い黒紋付に縞模様の袴をまとえば、インパクトのある結婚写真を演出できます。


数寄屋造りの和室でアートと緑を入れた正座ショット
市松の無双窓から美しい日本庭園を臨むことができる「大桐の間」では、展示されている絵画や障子の奥に広がる日本庭園を背景に、畳に座った正座ショットがおすすめです。定番の和室での正座ショットに絵画がある結婚写真が撮影できるのは、こちらならではのショットですね。

幾何学模様の襖が印象的なショット
ブルーグレーに白い線で幾何学模様が描かれた襖の前もフォトジェニックなスポットです。竹で編んだ籠の編み目をイメージした模様は、六芒星が連続しているように見えるので、魔除けの意味があります。繁栄や絆、つながりを意味する縁起が良い和柄を背景に、新婦様のしっとりとしたソロショットを撮影しましょう。

中庭を臨む縁側で新婦様のソロショット
中庭には孟宗竹が植えられており、太陽の光やそよぐ風を受けて刻々と表情を変える景色を見ることができます。風流な数寄屋造りの建物と竹を入れたショットは、春夏は涼しげに、秋冬は幻想的な和の趣あふれる結婚写真のワンシーンを描きます。


重厚な雰囲気の玄関で微笑みショット
濃い茶色の柱や黒い瓦など重厚な雰囲気を醸し出す玄関でのショットは、おふたりがゆっくりと歩きながらの自然なショットを。新郎様は白い和傘を差し、新婦様は大ぶりのブーケを持てば、落ち着いた雰囲気の中にアクセントのある結婚写真になります。

趣ある緑が美しい日本庭園での結婚写真
四季折々の景色が広がり伝統美が息づく日本庭園も「古川美術館」の「分館 爲三郎記念館」の魅力的なフォトスポットです。手入れの行き届いた日本庭園では、色鮮やかな緑や水の流れ、国登録有形文化財に指定された建物を背景にした和装が映える結婚写真を撮影できます。
日本庭園と数寄屋造りの建物を入れたショット
昭和初期に建てられた貴重な数寄屋造りの母屋と日本庭園を背景にしたショットは、「古川美術館」の「分館 為三郎記念館」でぜひ撮影してほしい1枚です。水の流れに掛かる石の橋から続く飛び石を渡るショットは、風流な結婚写真になります。母屋と日本庭園の緑、かすかに見える茶室など、庭園美とさまざまな建物の魅力が伝わるショットですね。

大きな椎の木に見守られた和傘のエスコートショット
創始者の古川爲三郎氏は、「大木には神様が宿る」と巨木を大切にしていたそう。日本庭園にたたずむ大きく枝を伸ばした椎の木のそばでのエスコートショットは、昔話のような絵になるショットになります。赤や紫の和傘を差せば、鮮やかな彩りを添えます。

瑞々しい緑に和装が映える新婦様のソロショット
閑静な住宅街にありながら深い緑が広がる日本庭園では、瑞々しい緑を背景にした新婦様のソロショットがおすすめです。緑に映える濃い色目の赤系、黄色・金色系、青系、黒の色打掛や白無垢が似合います。もちろん、新郎様のソロショットもぜひ押さえておきましょう。伝統的な黒紋付きはもちろん、茶系の紋付袴も素敵ですよ。

野点傘の下で腰掛けたほっこりショット
趣ある玄関の近くには野点傘があり、日本らしいフォトジェニックなスポットです。おふたりで腰掛けて風流なほっこりショットを撮影してはいかがでしょう。また、新婦様のソロショットも映えるスポットですよ。


DATA
- 住所
古川美術館:愛知県名古屋市千種区池下町2-50
分館 爲三郎記念館:愛知県名古屋市千種区堀割町1-9(古川美術館より南へ徒歩約1分) - アクセス
地下鉄東山線「覚王山」駅 1番出口より西へ徒歩約5分
地下鉄東山線「池下」駅 1番出口より東へ徒歩約3分 - 開館時間
10:00~17:00(最終入館16:30) - 休館日
月曜(祝日・振替休日の場合は翌日) 、展示替期間、年末年始 - 入館料
古川美術館、分館爲三郎記念館2館入館券
一般1000円~ 高大学生500円~ 中学生以下無料 - 駐車場
無料・普通自動車10台 - URL
http://www.furukawa-museum.or.jp/

まとめ
アートと和の世界観が広がる結婚写真が撮影できる、名古屋市にある「古川美術館」「分館 為三郎記念館」をご紹介しました。四季折々の表情を魅せる日本庭園と国登録有形文化財に指定された数寄屋造りの建物や茶室を背景にした庭園ショット、和の邸宅とアートが織りなすアーティスティックなショットなど、人とは違った和装の結婚写真を撮影できます。「古川美術館」の「分館 為三郎記念館」での結婚写真について気になることがあれば、お気軽にスタッフまでご相談くださいね。