近年、結婚式は行わずに素敵なウェディングフォトを残したいというご要望は増えています。特に授かり婚の場合は、ご出産後に落ち着かれてからや3歳くらいに成長されてからお子様との記念にもなるウェディングフォトを撮影されるご夫婦もいらっしゃいます。今回はお子様と一緒にウェディングフォトを撮影される場合に注意しておきたいポイントや当日困らないための準備のポイントをご紹介します。
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まずは、撮影時間を把握しよう
ウェディングフォトは撮影場所がスタジオでの場合と公園や海、おしゃれな建物、寺社仏閣などのロケーション撮影があります。どちらでもお子様とのウェディングフォトは可能ですが、まずは当日の段取りやかかる時間、撮影時間を把握しましょう。
スタジオ撮影の場合
スタジオ撮影の場合、当日入店後に行うヘアメイクやお着替えに1時間30分~2時間ほどかかります。一般的に洋装1着の撮影時間は1時間くらいです。衣装を2着着る場合は、撮影は衣裳チェンジを含めて1時間30分~2時間30分 くらいが目安です。着替えや撮影がスムーズに進んだ場合は1時間で終わることもあります。撮影後のお着替えやご精算は30分~1時間ほど。トータルで4~5時間くらい かかると考えておきましょう。赤ちゃんや幼いお子様と一緒のウェディングフォトの場合は、当日の天候や居場所の心配がないのでスタジオ撮影を選ばれることが多いです。
ロケーション撮影の場合
ロケーション撮影の場合も、当日はお店でヘアメイクやお着替えしてからロケ地まで移動するので、移動時間がかかることを考慮しなければいけません。屋外や建物内でのロケーション撮影は1時間~2時間くらいになります。撮影終了後にお店に戻ってお着替えやご精算を済ませたらトータルで5~6時間くらい になることも。ロケ地が遠方の場合はもっと時間がかかる場合もあると考えると、お子様と一緒のウェディングフォトは、お店から近いロケ地を選ばれることをおすすめします。
無理のない撮影スケジュールを立てよう
ウェディングフォトの撮影当日は、お着替えやヘアメイク、撮影とおふたりはバタバタとしていますから、お子様が新婦様と離れると泣いてしまったり、撮影時に機嫌が悪くなったりする可能性があります。お子様の集中力は大体20分ほどと考えて、笑顔で撮影できるスケジュールを計画しましょう。
食事やお昼寝の時間の撮影は避ける
撮影時にお子様のお腹が空いたり、眠くなってしまうと、泣き顔や寝顔ばかりの写真になってしまいます。撮影時間はいつもの食事の時間やお昼寝の時間と重ならないようにスケジュールを組みましょう。
撮影の3日前から生活リズムを合わせる
いつもの食事や昼寝の時間を避けて撮影スケジュールを組めればいいのですが、難しい場合は撮影の3日前くらいから撮影スケジュールに合わせて、食事の時間やお昼寝の時間を調整して生活リズムを合わせてあげましょう。
体調管理は万全に
赤ちゃんや幼いお子様は急に熱が出ることもあるので体調管理が難しいと思いますが、撮影日までの数日は遠出をせずに普段通りに過ごして、体調を崩したり、風邪などひかないように注意してください。
撮影日までの成長を考慮して衣裳を準備しよう
子どもは成長速度が速いので、撮影当日までの成長を考慮したサイズの衣裳を購入するようにしましょう。お子様の年齢や理想のウェディングフォトのイメージに合わせて、お気に入りの1着を探してくださいね。
赤ちゃんはベビードレスにすると華やかさアップ
赤ちゃんとの親子ウェディングフォトでおすすめの衣裳はベビードレスです。パパとママが素敵な衣裳を身につけているからこそ、赤ちゃんにもとっておきの衣裳を用意したいですよね。ベビードレスならレースやオーガンジーを使った華やかなデザインが多いので赤ちゃんの写真映えもアップします。出産後の退院時に着せるために購入されている方も多いのではないでしょうか。着替えやすいのもメリットですね。
脱ぎ着しやすいロンパースやカバーオールもおすすめ
赤ちゃんの肌はとても敏感なので長時間肌に触れても刺激が少なく、着心地の良いロンパースがおすすめです。ロンパースはつなぎタイプで股下のスナップボタンでおむつ替えがしやすいようになっています。カバーオールも脱ぎ着しやすいですが、肌着の上から着用するものになります。どちらもおしゃれなデザインが豊富に販売されているので、衣裳のイメージやカラーに合わせてコーディネートを楽しめます。
お座りできるならタキシード・ドレス・和装でおそろいに
お子様がお座りできたり、歩けるなら、タキシードやドレス、和装など、パパとママの衣裳とおそろいにすると特別感もアップします。フォーマル感のある衣裳を着たお子様の写真は成長の記念にもなります。
おむつが見えないように見せパンも準備
撮影時にお子様を抱っこしたときに見えやすいのがおむつです。ドレスがめくれておむつが見えてしまうこともあるので、レースなどの見せパンを履いておくとキュートな印象の写真になります。
小物の色を合わせて親子でリンクコーデ
親子でおそろいの衣裳を着用するのが難しい場合は、パパやママの衣裳とカラーやアイテムを合わせて、親子のリンクコーデがおすすめです。ネクタイやリボン、カチューシャなど、小物の色を合わせると統一感のあるコーディネートになります。
当日サポートする大人の同行を依頼しよう
ウェディングフォト当日は、新郎様新婦様は着替えやお支度がありますから、お子様に付きっきりという訳にはいきません。目の届く場所にいるとはいえ、少しの間離れることになりますから、小さなお子様は不安で泣き出したりすることあるため、大人のサポートを依頼することをおすすめしています。
祖父母など親族に依頼
撮影時におじいちゃんやおばあちゃんなど親族の方がいてくれるとお子様も安心して過ごせます。親族が難しい場合は、お子様とも仲が良いご友人に依頼すると安心です。
ベビーシッターに依頼
親族やご友人が難しい場合は、ベビーシッターに依頼することもおすすめです。赤ちゃんの場合はミルクやおむつ替えもプロはお手の物。ご機嫌に過ごしてもらえるので安心して任せられます。
子どもが好きなアイテムを多めに持参しよう
お子様の集中力が持つのは20分程度ですから、ご機嫌の良いうちに遊んでいるような感覚で撮影すると自然な笑顔が引き出せます。楽しい雰囲気をつくるアイテムを持参するとスムーズに撮影できます。
好きなぬいぐるみやおもちゃ
お子様が好きなぬいぐるみやおもちゃなどを持参すると、やわらかい表情を引き出した結婚写真になります。
好きなお菓子やジュース
お菓子やジュースなどもお気に入りのものを持参すると効果的です。好きなお菓子を食べたり、ジュースを飲むことで、リラックスした雰囲気を演出できます。
タブレットなどで動画を見せる
撮影の待ち時間は、タブレットやスマホで動画を見せてあげると落ち着いて待っていることができます。普段は動画をあまり見せていなくても、撮影の待ち時間はOKにするなど検討してはいかがでしょうか。
まとめ
お子様と一緒に素敵なウェディングフォトを撮影するために、当日困らない準備のポイントをご紹介しました。ご家族の記念写真として残せる幸せなシーンを撮影するには、お子様がご機嫌で撮影できることが大切です。そのためにも事前に準備できることをチェックしてくださいね。