ウェディングフォトの撮影を検討されている方の中には、「ウェディングフォトはしたいけど、写真を撮られるのは苦手・・・」「写真写りが悪いから心配」「写真を撮られるのが恥ずかしい」という方もいらっしゃると思います。今回は、そんな写真を撮られるのが苦手な方のために、撮影当日までに写真に慣れる練習法をご紹介します。
Contents
美しい姿勢の練習法
素敵なウェディングフォトを残すためには、美しい姿勢が大切になります。猫背だったり、だらっと立つとスタイルが悪く見えてしまいます。写真が恥ずかしいという方でも美しい姿勢で撮影できるようになる練習法をご紹介します。
猫背や巻き肩にならない姿勢を練習
猫背は頭や肩が前に出て背中が丸くなっている状態で、巻き肩は肩が前に突き出し胸が圧迫されて背中が丸まっている状態です。猫背や巻き肩の状態でドレスや和装を着ていると、とても残念な印象になってしまいます。猫背や巻き肩になりやすいと感じている方は、背筋を伸ばして両肩を後ろに引き、肩甲骨を寄せるような姿勢を意識しましょう。また、猫背や巻き肩にならないためのストレッチを実践してみてください。
まず、壁の前に横向きに立ちます。そして、壁側の肘を肩の高さに上げて肘から手のひらまで壁につけます。手はそのまま、上体を軽く外側に開き、胸の筋肉を伸ばして30秒キープします。反対側も同様に行います。これを数回繰り返しましょう。

姿勢良く歩く練習
ウェディングフォトのロケーション撮影の場合は、歩きながらの撮影も結構あるので、背筋を伸ばして姿勢良く歩く練習もしておきましょう。ドレスや和装を着ていると歩くときに足下が気になって下を向いてしまいがちなので、洋服の時から前を向いて歩くように練習してください。新郎様新婦様が手をつないで歩くときにお互いの姿勢をチェックしてもいいですね。

姿勢良く立ったり座ったりする練習
ウェディングフォトは、立ち姿だけではなく、座るポーズもあります。背筋を伸ばしながら立ったり、座ったりする練習もしておきましょう。ドレスや和装は重量感があるので、普段から姿勢が良い方も少し前屈みになりやすいので、背筋を伸ばすだけでなく、少し胸を張ることも意識してくださいね。

写真に撮って姿勢をチェック
猫背や巻き肩をケアするストレッチや、美しい姿勢の練習にプラスして、ぜひ写真を撮って客観的に姿勢をチェックしてください。背筋を伸ばしたつもりでも、写真で見ると思っていたより猫背気味だったということも。写真で確認しながら美しい姿勢をマスターしてくださいね。

自然な笑顔の練習法
新郎様、新婦様のハッピー感が伝わるウェディングフォトには、おふたりの笑顔が欠かせません。真顔や真剣な表情もいいですが、笑顔がないと少し硬い印象のウェディングフォトになってしまいます。特に新郎様は笑顔が硬くなりがちなので、新婦様と一緒に笑顔の練習をしていただくと幸せ感たっぷりのウェディングフォトになりますよ。
口角を上げる
自然な笑顔を作るには、「い」の口で10秒キープして口角を上げる練習をします。大きな口で「あ・い・う・え・お」とゆっくり声を出し、口を閉じて頬に空気をためて膨らませて5秒キープすることを数回繰り返すと表情筋のトレーニングにもなります。こちらもぜひ練習してください。
笑顔の練習
口角を上げるだけでも笑顔づくりに役立ちますが、作り笑いっぽくなってしまう場合は、目が笑っていないことが多いです。目を少し細めて、口角だけでなく頬も一緒に上げて微笑むと優しい笑顔になります。鏡を見ながら、笑顔の練習をしましょう。慣れてきたら、上の歯を見せた笑顔も作って見てください。口を開けた笑い方は幸せ感がアップしたウェディングフォトになりますよ。笑顔もバリエーションがあると当日安心ですね。難しければ、上品な微笑みの程よいスマイルを1つマスターしておきましょう。
メイクをして練習
笑顔の練習をするときは、ウェディングフォト当日と同様のアイシャドウやアイライナーなど、きちんとメイクをして練習することをおすすめします。ノーメイクで笑顔の練習をしていても、撮影当日にメイクをすると緊張して笑顔がこわばることがあるからです。撮影当日に慌てないためにもメイクをして練習してくださいね。
写真に撮って笑顔をチェック
写真に慣れていないと当日恥ずかしいと感じる方もいらっしゃると思うので、できるだけ家族や友人に協力してもらって笑顔を写真に撮ってもらいましょう。新郎様と新婦様でお互いにチェックしながら撮影しても楽しいのではないでしょうか。難しければセルフィーでもOKです。笑顔の写真をたくさん撮って慣れることが大切です。
ポーズの練習法
撮影当日はカメラマンが素敵なウェディングフォトにするために、いろいろとポーズを提案してくれますが、いきなり当日するのは恥ずかしいと感じるかもしれません。ですから、ウェディングフォトにはどんなポーズがあるのかチェックしておいたり、ポーズの練習をしておいて、恥ずかしさや苦手意識を払拭しておきましょう。
目線と顔の角度をチェック
目線はまっすぐ前を向くのが美しいウェディングフォトの基本です。目線が自然にまっすぐになるには、胸を張って背筋が伸びていないといけないので、姿勢も気をつけてくださいね。また、写真に撮られることが苦手な方には、カメラ目線を外したショットもおすすめですが、顔の角度によって二重あごになってしまうことがあるので注意が必要です。いろいろな角度でセルフィーを撮って、自分のお気に入りの角度を見つけておきましょう。カメラを向けられたときにお気に入りの角度を意識すれば、残念な写真を回避できるはずです。

腕や手の位置をチェック
ウェディングドレスやカラードレスは、デコルテや二の腕を露出したデザインが多いです。特に二の腕の写り方まで当日は意識できず、仕上がってから「二の腕が太く写っていた」とがっかりすることも。脇を少し開いて体から腕を少し浮かせるように意識することが大切です。ノースリーブなど二の腕を出した洋服で写真を撮って腕や手の位置をチェックしておきましょう。ぎゅっと脇を締めると二の腕が太く見えてしまうので要注意です。また、ウェディングフォトの撮影中は、手の位置をどうしようか迷ってしまうことがあります。片手を顔の近くに持っていったり、新郎様と腕を組むなど、ウェディングフォトスタジオの事例や見本を見ながら手の位置を練習しておくと当日焦らずにすみますよ。

ふたりで見つめ合うポーズを練習
カメラに向かって笑顔を作るのが恥ずかしい場合は、おふたりで見つめ合うポーズから練習するとやりやすいのではないでしょうか。お互いに見つめ合うと思わず笑顔がこぼれてしまうはずです。

カメラ目線ショットを練習
美しい姿勢や笑顔を練習して意識できるようになれば、カメラ目線で写真を撮影してもらいましょう。笑顔のパターンやポーズを変えて写り方をチェックします。家族や友人に協力してもらって何度も写真を撮ることで、恥ずかしい気持ちが薄れていくはずです。

まとめ
写真に撮られることが苦手な方や恥ずかしいという方のために、ウェディングフォトの撮影当日までに写真に慣れる練習法をご紹介しました。美しい姿勢の作り方、自然な笑顔の練習、目線や顔の角度の確認、腕や手の位置、ポーズの練習など、撮影までに練習しておくことで当日は焦らずに安心して撮影できるのではないでしょうか。ぜひ参考にして素敵なウェディングフォトを残してください。